司法試験合格者インタビュー⑤|弁護士志望Aさん

今回は、司法試験合格者インタビュー第5弾チャ⤴︎⤴︎

第5弾は、令和元年司法試験に合格された弁護士志望Aさんに、ご協力頂いたチャ⤴︎⤴︎

弁護士志望Aさんの経歴

まずは、弁護士志望Aさんの経歴を教えてほしいチャ!

都内某大学(法学部)からのロースクール(既修)経由で司法試験に一発で合格しました。勉強期間については、学部とローの合計6年ですが、本格的に司法試験を目指したのは学部3年の1月でしたので、そこからロー入試までの約1年ほどとローの2年の合計3年が本格的に司法試験を目指して勉強した期間になります。司法試験の成績はほぼ750位、合格者のちょうど真ん中くらいでした。短答も論文もほぼ同じくらいの成績です。

司法試験合格の秘訣

弁護士志望Aさんが、司法試験に合格した秘訣をズバリ教えてくださいチャ

合格の一番の秘訣というか要因は、情報収集に成功したということだと思っています。ツイッターや先輩と話すことから、司法試験の本番で絶対にやってしまいそうなミスを事前に頭に入れておけたのが、自分の中では凄く大きかったと思います。あとは、いろんな答案を読みこむことで論文試験での答案の形式についてポイントを掴むことが出来たのも、合格の要因になったと思います。
 いろんな方がツイッターやブログで司法試験の勉強について情報発信をしているので、その中から自分に役立つものを抽出できるとかなり合格に近づくのではないかと思いました。

予備校の利用について

弁護士志望Aさんは、予備校を利用していたチャ?

利用していました。

予備校はどこを使ってたチャ?受講した講座を差し支えのない範囲で教えて欲しいチャ

利用した予備校は伊藤塾アガルートアカデミー辰巳法律研究所です。

受講講座の具体的な内容は、
伊藤塾|入門講座塾長コース
アガルート|重要問題習得講座
辰巳|全国公開模試
です。

入門講座は学部時代にロー入試のために利用していました。その後、ロー入学後に論文対策として何か講座を受講しようと考え、いろいろ調べた末にアガルートの重要問題習得講座を受講することにしたという感じです。

予備校の講座で、受験生におすすめしたい講座はあるチャ?

入門講座については、本当に基礎の基礎を頭に入れるだけという意味合いが強いものと思いましたし、司法試験に合格するには結局は自分で学習する時間が大切になるので、どんな予備校でもいいのかなと思っています。

アガルートの重要問題習得講座については、自分的には受講していてかなり役に立ったと感じましたし、試験直前にもテキストの答案例で論証の確認をすることが出来ましたので、かなりお勧めできます。

司法試験論文式試験対策

論文式試験について、特に対策として気を付けた点はあるチャ?(法的三段論法、途中答案対策、答案構成の方法等)

論文試験の本番で自分がとにかく気を付けようと思っていたことは3点ありました。
法的三段論法の形式を崩さない
設問の問いに合わせた答案を書く
問題文の事実を使えるだけ使う
です。

まず、法的三段論法については、とにかく規範を立てて当てはめるという流れだけは絶対に崩さないことを意識していました。判例の規範がうろ覚えでも、未知の問題で何を書けばいいのかわからないときでも、絶対に何かしらの規範を自分なりに書いたうえで当てはめを行うことを徹底しました

次に、答案の形式を設問の問いかけに一致させるように心がけました。「反対の主張に触れながら」とか「問題点も指摘しつつ」というような記載があったりした場合にはそれを絶対に書く、「どのような主張が考えられるか」という形式の問いには「○○という主張が考えられる」というように設問に対応した形式の答案を書く、などです。

最後に、問題文の事実をできるだけ使うということもかなり意識しました。問題用紙の中で関係ありそうな事実があればマーカーで色付けをしたり、丸を付けたり、目立つようにしました。そして、当てはめの際は書き写しでもいいからとにかく沢山書きました。

また、いつごろから、どのような対策を行ったチャ?(過去問起案、答練、添削指導、個別指導の有無など)

論文対策として行ったことは、過去問検討(答案構成程度)、市販の問題集の読み込み再現答案などをたくさん読む、といったことがメインになります。大体、司法試験本番の1年ほど前から徐々に始めていきました。

答案を書くこと自体はあまりしなかったのですが、その分を再現答案集や答案例付きの問題集の読み込みなど、出来るだけ沢山の答案例の分析でカバーしました。

特に、再現答案の読み込みはかなり役に立ちました。評価の良いものと悪いものを見比べることで、本番で答案を書く際に気を付けるべきポイントを頭の中に入れることが出来ました

行政法の勉強法

弁護士志望Aさんには、A評価科目のうち、行政法と民事訴訟法の勉強法をお伺いするチャ⤴︎⤴︎

行政法の基礎知識修得(インプット)のための学習としてどのような勉強法をしてたチャ?出来たら、使用した教材(基本書や予備校本その他)を示しながら、具体的に説明してほしいチャ!

行政法の学習は伊藤塾の入門講座のインプット講義を1周したことが最初の第一歩になりました。ただ、正直なところそれでは全く理解できなかったので、『基本行政法』を通読することで軽く理解できるようになったかなぁという状況になりました。あとは『基礎演習行政法』という問題集がかなり役に立ったと感じてます。2、3周くらいはしたかと。行政法はいろんなものに手を出すよりも、上記の2冊を何度も読むことでちょっとずつ理解していった感じですね。

行政法のアウトプットのための学習としてどのような勉強法をしてたチャ?使用した教材を示しながら、具体的に説明してほしいチャ!

アウトプットに関してはこれといった特別な勉強はしていませんが、判例の規範を書いて暗記するくらいはしていました。答案を書くこともロースクールの定期試験くらいでしかやってなかったので、アウトプットの学習という点ではかなり少ないのかなぁと思います。ただ、自分で答案を書くことは少なかったですが、『事例研究行政法』や『実戦演習行政法』などの問題集を読むことはありました。あとは、再現答案を読んで何となく答案の形を頭に入れつつ、判例を読んで当てはめの着目点を頭に入れつつ、といった感じで答案を書く際のイメージを深めていました。

民事訴訟法の勉強法

民事訴訟法の基礎知識修得(インプット)のための学習としてどのような勉強法をしてたチャ?出来たら、使用した教材(基本書や予備校本その他)を示しながら、具体的に説明してほしいチャ!

民事訴訟法のインプットは伊藤塾の入門講座が中心になりました。伊藤塾の民事訴訟法の基礎講座は結構わかりやすいと感じましたので、それを何回か視聴した感じです。基本書は『基礎からわかる民事訴訟法』を使用していましたが、通読することはなく、気になる論点の部分のみをつまみ食い的に読んでいました。あとは、『判例百選』を何周もするくらいに読みましたね。民事訴訟法の百選については判旨に加えて解説まで徹底的に読むようにしました。一応百選掲載判例はすべて目を通しました
それと民事訴訟法については、試験直前期には『趣旨規範ハンドブック』で要件・定義・趣旨の確認『工藤北斗の合格論証集を使用して論証パターンの確認をしていました。

民事訴訟法のアウトプットのための学習としてどのような勉強法をしてたチャ?使用した教材を示しながら、具体的に説明してほしいチャ!

民事訴訟法のアウトプットは、基本的にはアガルートの重要問題習得講座の問題を見て答案構成、そして答案例の確認という流れでした。その他、『ロースクール演習民事訴訟法』など市販の問題集も使用しましたが、個人的に一番役に立ったのは上記の講座のテキストでしたね。

答案添削の有効性

答案添削についてお伺いしたいチャ⤴︎
弁護士志望Aさんは、答案を勉強仲間や合格者にみてもらっていたチャ?

答案を見てもらったりは特にしていません。
その代わりに再現答案をたくさん見ることで、自分なりに合格答案を書くための分析をしていました

僕は、答案添削が司法試験の対策上、非常に重要だと思っているチャ~。弁護士志望Aさんは、どう思うチャ?

私も答案添削は司法試験対策としてかなり有効だと思います。私自身は答案添削にお世話になることはありませんでしたが、自分の答案の悪いところを客観的に示される機会は少ないですし、答案の質を向上させるにはかなり効果的だと思います。あと、日本語の使い方が変で分かりにくい文章になってしまうなど、自分の文章の癖に気付くことが出来るというのも良いところかもしれませんね。答案添削以外でも自分の文章を直すことは出来ると思いますが、他人の目に晒されるのが一番手っ取り早いかと。答案添削は司法試験の対策として必須ではないけど、有効であるというのが個人的な考えです。

弁護士志望Aさんからの宣伝

最後に何でも良いので、宣伝したいものがあれば宣伝してチャ!

現在、主に司法試験受験生向けに弁護士志望Aの法律学習ゼミというブログを運営しております。そちらのほうで勉強法、基本書や問題集の書評などの情報発信をしていますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください!!
またツイッター(@AAA_law_A)もやってるのでフォローお願いします!!

弁護士志望Aさん!本日は、お忙しい中、僕のインタビューを受けて頂き本当にありがとチャ⤴︎⤴︎

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