予備試験口述試験対策 | 発表から試験当日の流れ

みなさ〜ん!こんにちはチャ⤴︎⤴︎
本日は、予備試験論文式試験の合格発表だチャ!論文式試験で終わらないのが、予備試験!「口述試験」という負けられない戦いが始めるチャ〜。恐ろしい試験チャ〜。
今回は、平成30年度予備試験合格者である「よいく」さんに、予備試験口述試験についてインタビューするチャ⤴︎⤴︎
よいくさん、よろしくお願いしますチャ〜

コレクチャくん、よろしくお願いします!!


口述模試

多くの受験生は、予備校の口述模試を受けるらしいチャ。よいくさんも、予備校の口述模試を受けたチャ?

受けました。伊藤塾辰已LECの模試を受けました。

やっぱり、予備校の口述模試は受けた方がいいチャ?

受けた方がいいと思います。口述試験を受けるのはほとんどの方が初めてだと思いますし,口頭でのやりとりは論文式試験とは違った一瞬の判断が必要となりますので,これに慣れるためには,模試が一番だと思います。また,伊藤塾は全年度の再現答案をもらえるので,受けた方がよいです

なお,口述模試は予約で埋まってしまうこともあるので,合格を確認し,最低限の合格報告をしたら,まず,予約をした方がよいと思います。

予備校ごとに口述模試に違いはあったチャ?

伊藤塾は刑事が2名の先生,民事が1名の先生でした。民事の先生は実際に予備試験の口述試験を受けた方で,当日の感じなども教えていただけました

辰已は,民事刑事ともに1名の先生でしたが,受験生が2人1組になるため,他の受験生の様子が見られるという点がよかったです。

LECは,民事刑事ともに1名の先生でした。

なお,伊藤塾は当日に会場の近くの施設を開放しており,試験後にそこに行けば一日目の他の科目の内容を聞くことができたのでお勧めです。

各予備校とも,受験後に自分が受けた問題と受けていない問題が入った冊子をいただけたので,知り合いでの口述試験を受ける人と問題を出しあうときに使っていました。


刑事の対策

口述式試験の科目は、民事と刑事。まずは、刑事の対策からお聞きしたいチャ。口述試験対策としてインプットはどのようにされていたチャ? 使用した教材があれば、教材名を示しながら説明して欲しいチャ

過去問

まず、過去問をみて、過去の受験者のブログを参考にして、勉強方針を決めました

過去問は,前述のように伊藤塾の口述模試を受ければ全年度分がもらえます。また,辰已の論文式試験ぶんせき本の末尾のQRコードから全年度分の再現のPDFをもらうための応募ができたと思います。ほかにも,法学書院で論文式試験の解説をしている書籍にも再現があったと思います。ブログで再現をあげられている方もいるので,それも参考にしていました。

実体法

基本的に実体法は,論文と同じように罪名の特定から各構成要件該当性,論点がある場合について判例の立場が聞かれているように思いました。

そこで,実体法は、山口厚『刑法(第3版)』(2015,有斐閣)、新司法試験、予備試験の論文・口述で問われたところを確認しました。

また,自作のまとめノートもつくっていたので,それも確認しました。また,実体法については構成要件が特に大事になるので,受験新報2018年7月号の構成要件定義集を確認していました。

手続法

手続法は、前田雅英編『刑事訴訟実務の基礎(第3版)』(弘文堂,2017)を,条文を中心に確認していました。また、ロースクールの刑事実務の授業で配布された資料を見直しました。

新庄健二監『司法試験予備試験 法律実務基礎科目ハンドブック2刑事実務基礎(第4版』(辰巳法律研究所,2016)や、山本悠輝『刑事実務基礎の定石』(弘文堂,2016)や、伊藤塾『刑事実務基礎』(弘文堂,2016)の巻末資料もざっくりとみました

口述試験対策として、アウトプットはどのようにされていたチャ?使用した教材があれば、教材名を示しながら説明して欲しいチャ

アウトプットとしては、予備試験の短答式の刑法と刑事訴訟法の問題を年度ごとに解いたり、短答式の過去問で間違えた問題をストックしていたものを見直したりしました。

また、同じロースクールで論文式試験に合格した人と過去問や模試の問題を出し合って口頭で答える練習をしていました。

刑事の対策として気をつけるべきことがあれば教えて欲しいチャ

実体法

実体法は、論文で頻出の分野(財産犯、生命、身体に関する罪、放火、偽造、賄賂)の判例・裁判例の結論を復習しておけばよいと思います。司法試験・予備試験の短答式の過去問の罪名特定問題が有益だと思います。

罪名特定さえクリアすれば,あとは合格推定で試験が進んでいくと思います。 

手続法

手続法は、公判前整理手続がでるとおもっていましたが、全くでませんでした(私は刑事は2日目でしたが,1日目もでなかったそうです)。これは、論文において、公判前整理手続の比重が増えているからかもしれません。刑事については、口述の過去問をみながら、論文では問われない分野を中心に対策するのがよいかもしれません


民事の対策

次に、民事の対策方法をお伺いするチャ
口述試験対策としてインプットはどのようにされていたチャ? 使用した教材があれば、教材名を示しながら説明して欲しいチャ

要件事実

要件事実は、司法研修所編『新問題研究 要件事実』(法曹会,2011)、司法研修所編『改訂 紛争類型別の要件事実』(法曹会,2006)、大島眞一『民事裁判実務の基礎(第2版)(上巻)』、司法研修所編『民事判決の起案の手引(10訂版)』(法曹会,2006)の巻末の記載例集を中心に確認しました。また、民法の学習で、岡口基一『要件事実マニュアル(第5版)第1巻・第2巻』(ぎょうせい,2016)も使っていたので、それも適宜参照しました。

手続法

手続分野は、訴訟分野は、司法研修所編『4訂 民事訴訟第一審手続の解説』(法曹会,2001)で概要をつかみました。

また、『民事弁護の手引き』、司法研修所編『5訂 民事弁護における立証活動』(法曹会,2010)『民事弁護教材 改訂 民事保全(補正版)』(法曹会,2014)司法研修所編『民事弁護教材 改訂 民事執行』(法曹会,2014)の図や表などを確認しました。

特に、立証方法について聞かれることが増えていたので、『民事弁護における立証活動』の書証の集め方の表は参考になりました

手続全体としては、加藤新太郎編『民事訴訟実務の基礎(第3版)』(弘文堂,2013)を確認しました。

保全・執行

保全・執行の分野については、和田吉弘『基礎から分かる民事執行法・民事保全法(第2版)』(弘文堂,2010)の保全分野と執行の一部(執行方法など)を確認しました。通読は無理でした。

しかし,保全執行は難しい問題は聞かれないので,読む必要はなかったかなと思います。最低限,被保全債権と保全の方法を覚えておけば対応はできると思います。その意味では,予備試験の実務科目の論文が解けるレベルが目安になるかなと思います。

保全や執行分野についても、『民事訴訟実務の基礎』で足りるのではないかと思われます。なお,同書については,民法改正に対応した第4版が出版されています。

ほかにも、『司法試験予備試験 法律実務基礎科目ハンドブック1 民事実務基礎(第4版)』(辰巳法律研究所,2016)や、伊藤塾『民事実務基礎』(弘文堂,2016)の巻末のまとめなどを確認しました。

アウトプットはどのようにされていたチャ?こちらも、使用教材があれば、教材名を示しながら教えてチャ。

予備試験の論文の過去問の見直しや予備試験の短答式の過去問を年度別に解いたり、司法試験の過去問の短答で間違えた問題をストックしていたものを見直したりしました。

また、同じロースクールで論文式試験に合格した人と過去問や模試の問題を出し合って口頭で答える練習もしました。

民事の対策として気をつけるべきことがあれば教えて欲しいチャ

時間がない方は、過去問をみることが第一だと思います。次に要件事実を復習し、訴訟物と関連付けて保全の手段もおさえておけば、なんとかなると思います。

それ以外の分野は可処分時間との関係で、上記に挙げた参考書や予備校の講座を利用するとよいと思います。

実際に話す訓練はしておくとよいと思います。模試も受けたほうがよいと思います。

こちらも刑事と同じですが,訴訟物を間違えなければ,合格推定で進んでいくと思います。


試験当日

覚えている範囲で試験当日の流れを簡単に教えて欲しいチャ?

私は,一日目が民事(午前),二日目が刑事(午後)だったので,それを前提にお答えします。

午前の人は、8時30分に集合ですが、8時ごろから体育館に入ることができました。体育館には,パイプいすが並べられており,当日に渡された番号のいすに座ります。

実際に1番目の人が試験室に入る直前の待機場所(いわゆる発射台)に移動するのは、9時ごろでした。その後、部屋によって時間差はありますが、20分~40分ごとぐらいに発射台に連れて行かれます。体育館では、トイレは、係りの人と一緒に行かなければならないので、発射台に連れて行かれる時間を考えて行動したほうがよいと思います。

午前の人は、12時15分ごろまでは、待機しなければならないので、翌日の勉強道具も持っていくとよいと思います。

二日目は午後だったので、スーツケースを持って、会場には、11時30分ごろにつきました。スーツケースを置く程度の空間はありました

当日は、10番で最後だったため、午後4時半過ぎまで体育館で待機して、いわゆる発射台をでたのは、午後5時ごろだったと思います。

よいくさんは、待ち時間が長かったみたいだけど、試験までの待ち時間は何をしていたチャ?待ち時間の会場の雰囲気はどんな感じだったチャ?

待機時間は、もっていた教材や六法をみていました。ただ、5時間も待たされ、集中力の限界でした。。待ち時間の会場の雰囲気は割りと落ち着いていたと思います。

実際の試験はどのように行われたチャ?特に覚えているエピソードがあれば合わせて教えて欲しいチャ

民事,刑事とも主査と副査の二名の先生がおられました。
基本的には,終始穏やかな様子で行われました。

刑事では,遮蔽措置の要件の比較という部分が聞かれて驚きましたが,裁判の公開原則や被告人の防御の利益などの原則から自分なりに解答すれば,合格点はついたので,

びっくりするような問題も原理原則から自分なりの答えを出せれば十分だと思います


最後に

最後に、口述試験受験生に、メッセージをお願いしたいチャ!

口述試験は予備試験の最後の試験です。ほとんどの人が受かることは非常に大きなプレッシャーになると思います。

しかし,口述試験は,論文式試験に合格したことがまぐれでないかの確認という位置づけの試験のようにも思うので,気負いすぎず,がんばってください

よいくさん!!本日は、お忙しい中、インタビューを受けて頂き本当にありがとチャ⤴︎⤴︎

いえいえ、こちらこそありがとうございました!!

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